SASサバイバル・マニュアル
「SASサバイバル・マニュアル」のレビュー・感想

【日本では、すでに必要な本です】
治安が悪くなりつつある日本で、すでに必要となっている本だと思います。
大阪ではステーキ店で食事中の女性客が店長と店員に拉致され強盗と強姦に会うという事件が
発生しています。ニュー・ヨークですら起こり得ない事件が大阪の繁華街のど真ん中で起こったこともショックですが、守るべき術を知らないことは致命的です。
SASはアメリカのグリーンベレーと並ぶ最強の軍事SOGです。それだけに学ぶところは多いです。

【ちょっと日本語版に不備有り】
元SAS隊員の書かれた本ということで、内容には説得力があります。
特に「サバイバル」だけでなく、「回避」「敵からの逃走」にも紙面を割いているのは、SAS隊員ならではといったところでしょうか。
震災や遭難時には「敵からの逃走」はあまり関係はないでしょうが、海外で働いている方には「ゲリラやテロリストに捕らえられたとき」と読み替えれば応用が利くと思います。
しかし、日本語版では翻訳が読みにくく、直訳に近いイメージを受けます。イラストのレイアウトも、本文と離れたところにあったりとちょ...

【アレンジメントの哲学】
実際のサバイバル状況下に備えるため、というよりも、どんな状況下でもありあわせのものを臨機応変に創意工夫してアレンジすれば、いろんな難儀な状況を打破できるというヒントを示唆してくれ、頭の体操になる本。多岐のケースに渡る症例の中で、徹底的に無駄を省いたシンプルな文章は小気味よさすらあり読後感もいい。創造的な想像力をかきたてられる。下手な人生論本よりもいい。

【アウトドア派もインドア派も】
C.W.ニコル氏絶賛!!18年間SASに務め、多くのサバイバル訓練に参加してきた著者が書いた本です。文章は必要以上に読者の判断を奪わないように工夫してある。護身術もかいてあり、1冊で2倍お得です。この本さえあれば、山の中で暮らせるというぐらい分かり易いです。何より読んでいて楽しいので、インドア派の人にもお勧めします。しかし、SASサバイバルハンドブックとは少しかいてある事が違うので併せて読むことをお勧めします。
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