護身の科学
「護身の科学」のレビュー・感想

【個人的見解に走り過ぎている】
実体験に裏打ちされた戦場での体験、兵士養成プログラムなどの章は読みごたえがあるが、家庭での暴力や子供の暴力傾向を論じる章では個人的見解が強い感が否めない。 軽い読み物としての面白さが先行しているのか、子供への教育や幼児心理の問題に対しては一つの論点につき4、5行で次々と結論づけ進んでしまう。 子供への教育として「正しい体罰」を奨励する箇所については、実際の幼児教育・発達心理学の見解をを全く無視しているように思う。 実際に体罰を受けて育ったグループと、体罰を用いず言葉で教え諭すグループとの成長的相違...

【ぱくり】
著者は、ミリタリーマニアの間で有名な眉唾者。おまけに、過去に何冊もぱくりと呼ばれる本を出版しているので、注意です。例えば、著者は、フランス外人部隊を除隊したと過去に語っていましたが、実は脱走兵だったり。彼の本を読んで、フランスまで行ってから、それを知ったかわいそうなミリタリーマニアの読者が多数います。
こうした本を日経BPが出版するなんて、日本の出版業界、もう終わりですね。

【わずかな心がけで暴力を最大限に防ぐ】
“病気になったらどうするか”を考えるよりも“病気にならない
ためにはどうすればいいか”を考える方が賢いということを疑う
人はいないだろう。
暴力も同じで、例えば、“相手が腕を掴んできたら、
関節を捻って、急所を蹴る”という護身技よりも“被害に遭わない
知恵と対人コミュニケーション能力をつけること”が
最も重要であるということが深く理解できた。
「なぜ人は暴力をふるうのか」「人が人を殺すとき」など、これ
までにない心理的アプローチも斬新。
「自分の身を自分で守る」ために、職場や家庭、学校...

【心理の勉強】
この本を読んでいて、思わず「確かに」と思うことが多かった。
子供の心理についても書かれており、子を持つ親は一度読んで、考えてみるといい。
そのほかにも、マスコミと犯罪の関係などもわかりやすく、マスコミの在り方まで考えさせられた。
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